「駆け出し社会人が大切にしたいと思ったこと」
2016年卒 小板橋 永
171番目のランナーとなりました小板橋永です。
社会人として2年目を迎え、社会という荒波にもまれながら日々自身の成長と働くことの厳しさを痛感しています。
思えば1年前、卒業式で歌手の木山裕策さんが名曲「home」を熱唱してくださいました。まだ学生を続けたいと思う一方で、少しでも早く社会貢献をしたいという複雑な心境の中卒業したことを思い出します。
卒業旅行でバリ島に行き現地の文化に触れたこと、沖縄でマリンスポーツを通してその爽快感と楽しさを感じたこと、一般道の旅と題して高崎から三重県の伊勢神宮まで多くの県に寄り道しながらドライブしたこと、大学時代に友人と好きなアーティストの話から社会情勢や経済の話まで夜遅くまで語り合ったこと。大学時代のそういった思い出は今でも私にとって社会人としての基礎となり、モチベーションにもなっています。
大学を卒業して私は公安関係の仕事に就きました。学生時代には考えてもみなかった職業です。実際に働いてみると自分自身の力不足を痛感し、また社会貢献できるようになるにはまだまだ知識や経験が必要であることを知りました。しかし今では同期や先輩方に支えられながら日々仕事に励んでいます。
私が学生から社会人になって大切にしたいと特に感じたことは2つあります。
1つめに四季を感じることです。目まぐるしく過ぎる日々のなかで、四季を感じることの大切さを知りました。大学時代は時間の融通が利くため、行きたいときにどこにでも行くことができます。しかし社会人は思いのほか時間がなく休みもなかなかとれません。そういった状況になり初めて、春には花見、夏には海水浴やキャンプ、秋には紅葉狩り、冬には雪見やスノーボードと、それぞれの季節にそのときにしかできないことを思う存分楽しむことの大切さを知りました。社会人として忙しい毎日ですが、四季を感じることで単調になりがちな毎日に彩りを与えていきたいと思います。みなさん日本に生まれたからには四季を感じないと損ですよ!(^^)!
2つめに職場以外の友人をつくることです。私は社会人サークルに所属し、多くの人とフットサルやバレーボール、ボルダリング等で交流しています。異業種の人と関わることができるので、様々な価値観に触れることができとても刺激的で有意義です。実際社会人になると職場の人と大半の時間を費やすことになります。そうなると偏った価値観になりがちです。またどうしても仕事のことが頭から離れなくなってしまいます。上司に叱られ、自分の力不足と仕事との適性に悩んでしまうこともしばしばあります。そうなったときに職場以外の居場所をつくりコミュニケーションを図ることは非常に大切なことです。社会人サークルを通して多くの人と交流することで、良い意味で仕事のことを忘れることができ学生時代を想い出せますよ(^・^)
社会人は学びと発見の連続です。この1年間で経験したことと学んだことは計り知れません。これからもその経験を生かし社会という荒波に積極果敢に挑戦していきます。
次は双子の弟の小板橋克さんにバトンを引き継ぎます。