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  「ご縁」

                                2011年卒 伊藤
 伶奈

 144番目のランナーとなりました、伊藤伶奈です。職場の後輩である小林和未さんから、バトンをお受けしました。小林さんとは、高経在学中は全く接点がありませんでした。現在の職場でも、所属も勤務場所も違います。それにもかかわらず、こうして出会えて、たまに二人で飲みに出かけることができるのは、本当にご縁の賜物だと思います。今回は、その「ご縁」について書かせていただこうと思います。
 私は一昨年、25歳で結婚しました。親や友人からは、「まだ早いのではないか」「もっと遊んだほうがいいよ!」等々、散々な言われようでした。(もちろん、愛情表現です。)その中で、「早いほうがいいんだよ」と言ってくれた少数派のうちの一人が、ゼミの恩師である大宮先生でした。「出会いというのは不思議なもので、いい出会いがあったら早いほうがいい。早く一緒になって、一歩でも早く信頼関係を築いたほうがいい。」
 ご縁というのは細い糸のようなもので、大切に手繰り寄せて紡いでいかないと見えなくなってしまうものだと、私は思います。ご縁という、人との出会いをひとつひとつ大切に紡いでいらっしゃる尊敬する先輩が、次のランナーの五嶌さんです。私が社会人になり、新しいことやわからないことばかりで困惑していたときに、そっと私に手を差し伸べてくれた妖精さんみたいな方です(笑)。自分のことのように人を思いやって行動するとても優しい先輩で、いつも頼りにさせていただいています。お手本にすべき、こんなにも素敵な先輩が近くにいてくださるご縁に、本当に感謝です。五嶌信広さん、次のバトンをお願いします!