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                           2003卒  岡村 聖子
「子育てと仕事のあいだ」

 夫婦でのリレーは反則ではないのか??とも思いますが、23年11月の担当をさせて頂きます岡村聖子です。まずは、仕事・家事・育児に追われる毎日のなかで、卒業してからの自分を振り返る機会を頂けたことに感謝します。 早いもので大学を卒業してから8年という月日がたちました。大学時代はワンダーフォーゲル部に所属し4年間で数多くの山に登りました。今では山とはまったく無縁の生活を送っていますが、新緑の季節、雲ひとつない真っ青な空、木々の紅葉などを目にする度に、山に登りたい・・・と感じています。子供たちがもう少し大きくなったら是非とも親子 登山を始めたい!!と今から息巻いています。
 さて、現在私は主人が店長として任されている"もつ野菜鍋 川ーSENー"で従業員として働いています。その傍らKUMON教室でスタッフとしても働かせてもらっています。
 私が公文式と出会ったのは長女が生まれて約半年が過ぎた頃です。子供を育てていく中でどのような子育てがよいのか模索していた時でした。そこで一人の素晴らしい先生に出会い、現在もこの先生の下生徒たちの指導にあたっています。日々の教室では「今日は一人でがんばるよ!!」と意気揚々と入室してくる年長さんや直しがたくさんあっても黙々とやり続ける小学生、「今日はやりたくないんだ」と涙をこぼしながらやってくる生徒など本当に様々な子供たちに接します。毎回の教室中には本当にたくさんのドラマがうまれます。子供たちの純粋な心から飛び出してくる一言一言に自分の心が洗われ、毎回子供たちにパワーをもらっています。そんな日々繰り返される子供たちとのやり取りの中で、私は自分の子育の根幹となるものを学びました。それは「悪いのは子供ではない」ということです。これは、「嫌だ、やりたくない」子供がそう言ったり、悪事をするのは子供自身に原因があるのではなく、大人に原因があることがほとんどだという教えです。教室でいえば、"大人が期待をかけすぎてちょうどの学習をさせていない"ということです。私自身子育てをしていく中で、子供が駄々をこねるとうしても"なんで〜""どうして〜"と
 一方的に叱ってしまうのですが、ふと我に返って考えてみると私に原因があることが多々あります。その度反省しては、私って成長しないな・・・と痛感しています。 私はこの考え方を知れたことで自分の子育てを反省する機会をもつことができ、教えて下さった先生、公文式には本当に感謝しています。私の最終目標はこの先生の様な指導者になることです。私の様な人の手助けができたらと考えています。今はまだまだ半人前の教室スタッフですが、わが子や教室の子供たちとのかかわり合いを大事にしながらこれからも日々精進していきたいと思っています。
 まずは我が子の子育てが最優先!!「悪いのは子供ではない」という教えを胸に頑張りたいと思います。