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【マイブーム】
 同期の体育会本部員である柳秀幸君からバトンを預かりました、高田英治と申します。私が住む香川県では、畑一面で麦が色付き、少し早めの麦秋を迎えております。また、徐々に日差しが増し、山々の緑により力強さを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は学部時代にローバースカウト部に所属しており、第39期代表幹事を務めさせていただきました。現在は地元の大学院に進学し、中学校社会科の教員を目指し勉強している最中です。今回は私のマイブームを皆さんに紹介しようと思います。
 私は最近「歩く」ことを意識しています。別に運動不足だから歩いているのではなく、歩くということでどこか心が満たされる自分がいるからです。かつてローバーで歩いていた時は、歩くことに必死で周りを見る余裕が全くありませんでした。しかし、今歩くと、いつもは見えない風景が自然と目に入ってきます。畑ではかわいらしいミカンの花が咲き、ビワの実は徐々に膨らんでいます。それ以外にも太陽の日差し、風・土の匂い、そして、その土地に住む人々を感じます。歩くことで、周囲と同じ目線でものを見て、考えることができるのだと思います。
 どんなに本を読んで勉強したとしても、どんなにテレビでその風景を見ても、実際に行って、見て、触って、感じなければそれまで苦労して得た知識は身にならないと思います。私は将来教壇に立つことを目標にしている以上、子どもたちがその土地に行ってみたい、その時にタイムスリップしてみたいという「○○してみたい」という気持ちを持たせるような授業をしていきたいと強く考えています。
 話が少しそれてしまったかもしれませんが、自然の中へ身を投じるのも良いものだと思います。あの草なんていう名前だったろう、あの花をむしって怒られたことがあったっけ…など、少し前の自分を振り返ることができます。そしてそれが新たな活力となっていくのではないでしょうか。
 まとまりのない長文を書いてしまいました。最後までお読みいただきありがとうございます。さて、次回はゼミ協の敏腕会長、そして池野ゼミの貴公子こと山田真也くんにバトンを預けたいと思います。