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【 記念日の過ごし方 】

1991年卒 松倉(旧姓:大野)久美子



 福島重子さんからご指名いただいた松倉です。何気なく原稿を引き受けてしまったのですが、じっくりHPをみてみたら、今回はリレー随筆が4年目に入る記念の月だったなんて! 大変僭越ではございますが、私の徒然回想記にお付き合いください。

 学生時代は石川ゼミに在籍し、卒業後は金融機関へ就職し6年ほど勤務した後、ゼミ(経営情報システム)で学んだ知識をいかし(?)システムエンジニアである主人と結婚、現在に至っています。
 学生時代の思い出というと、4年間の試験で1度だけ遅刻しそうになり、駄目もとで駅からタクシーを飛ばしたことです。絶対に無理だと諦めていたのに、タクシーの運転手さんのお蔭で間に合い事なきを得ましたが、あの日以来、私の心には「タクシーは不可能を可能にする」という思いがインプットされてしまいました。いまでも、時々あの日の夢をみて嫌な汗をかくことがあります。いったい、いつまで見続けることやら。

 このリレー随筆が今月で3回目の発足記念日になることにちなんで…
「記念日」といえば、学生時代はなんと言っても「クリスマス」が最大のイベントでしたが、
最近の記念日ランキングは「娘の誕生日」「結婚記念日」「自分の誕生日」ってところでしょうか。
我が家は同じ月にすべての記念日が集結されているため、記念日統一と言えば聞こえが良いですが、メインの記念日以外はないがしろにされつつあります。
「結婚記念日」も1年目はしっかりとプレゼントを交換し、2年目は新宿の夜景を見ながらのディナーを楽しみ、3年目は「誕生日」と合わせ技のプレゼントをもらい、4年目には「結婚記念日」を仲良くふたりで忘れ、5年目は前日に娘が生まれ病室で細々とケーキを食べましたが、6年目は「娘の1歳の誕生日」以外のイベントはなかったような…。さてはて、今年の「結婚記念日」と「私の誕生日」はいったいどうなることやら。

 みなさんは「記念日」をどんなふうに過ごされていますか?

 次回は、3年ぶりに宝塚から川崎に戻ってきた、藤岡美由紀さんにご登場いただきます。ちなみにご主人、孝嘉さんも高経OBです。