「健康」とダイエット
89年卒 玉井靖教
《高崎時代》
高経を卒業してはや十四年目を迎えようとしています。
私は学生時代には授業もろくに受けず、ひたすらテニス(軟式)とバイトと合コンに明け暮れる毎日でした。
部活シーズン中は毎日3時間以上練習し、私の体重は高校時代の85キロから最高69キロまで落ちました。バイト先の“らーめんはうす じんぎすかん”(今もあるのかな?)で毎晩死ぬほど飯を食わせてもらい、生協の大盛りカツカレーと満腹亭の満腹定食が大好きで食べる事も私の楽しみの一つでした。
冬のシーズンオフはまったく運動をしなかったので体重が10キロ増えてしまい、シーズンが始まってから体重が元に戻るという生活が4年間続きました。
《新入社員時代》
しかし就職すると非常に仕事が忙しく、毎晩11時以降に食事し、休日は疲労の為家でゴロゴロするという学生時代とは180度違った生活が続いたため、入社して1年で私の体重は100キロ近くになり“スーパーデブ”になってしまいました。仕事でストレスがたまりストレス解消といえば食べる事しかなかったのです。それでもダイエットなんて考えた事も無かったし、別にこのままでいいや、なーんて投げやりの考えをずうっともち続けていたのですが・・・・7年前に突然足の指に激しい痛みを感じ、なんと!通風と診断されてしまったのです。それからは医者から薬を処方してもらいしばらく調子がよく、体重も落ちていないのに完治したと楽観していたら・・・
《テニス時代T》
5年程前から体調が常に悪い状態が続き、一年に3回以上も風邪を引きしかも2ヶ月以上も治らないという不思議なことが・・・医者の話によると肥満の体型が原因で、運動して食事を気をつけるように、との事。
そこで無い時間をつくってテニスをはじめたのですが、一番の楽しみの食事は我慢できず、すき放題食べつづけていたら・・・ある夜中に激しい腹痛を感じて医者に見てもらうとなんと、腎臓結石ができてしまったとの事!
《テニス時代U》
これにはさすがの私もショックで、思えば毎日運動していた学生時代と同じくらい食べてしかも一人暮らしが長い為、体に良くないカップ麺、コンビニ弁当、そして外食中心の食生活がいつのまにか私の体をボロボロにしてしまったのです。
成人病や糖尿病は自分には無関係だと思っていました。でも大いに関係があったのです。
それからというものの約8ケ月間、過酷なダイエットが始まりました。
テニスは週3回やるようになり、生まれて始めて飲んだまずーい青汁と野菜ジュースを毎日のみ、ご飯の量を半分にして野菜中心の食生活に切り替えました。大好きなスナック菓子やケーキもやめた結果、学生時代以来となる75キロまで体重が落ちました。おかげですっかり健康!スーツもBE体がA体になり、いままで持っていた10着のスーツはゴミと消えました。
《テニス時代V》
今の目標は学生時代の最高記録である69キロまで落とす事。
運動量が学生時代の半分以下なので食事内容で調整するしか方法がないのですが、ここまできたらやってやろうじゃないか!
あと半年で目標達成するプログラムも立てて、今では毎晩体重計に乗ることが楽しみになりました。人間はなんと言っても体が資本で健康でなければいい仕事もできないし、楽しい人生は送れません。
今の不安は、もし体重が69キロに戻せてもその体重を一生維持する事がとてもむづかしいのではないか、ということです。
でもあの結石ができて絶えられない痛みの事を思うと二度とあんな嫌なことはうんざりです。これから私は健康第一に人生を送ろうと思っています。
これを読んだ皆さんも私のようにならないように健康には充分気をつけて素晴らしい人生を送ってください!
次は同じ89年卒業の谷慎也君にお願いします。