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バッハもマーラーも、ラヴェルも、どれもいい!

                2009年卒 関戸 彰久
  
 159番目のランナーを仰せつかりました2009年地域政策学部卒の関戸彰久と申します。現在はインフラ企業の販売部門に従事しています。
 学生時代は、吹奏楽部の副指揮役やNPO法人の運営、学童ボランティアの参画、教育実習など得難い経験を数多くしました。まわりの仲間から様々な刺激を受けた4年間でもありました。
刺激という点で言いますと、私は、中学生時代からこれまでクラシック音楽を聴き、数多くの楽曲から影響を受けてきました。この手ん、学生時代のホルン演奏に始まり現在もアマチュアオケに所属、また趣味gピアノ演奏等々につながっております。

本日は、この場を借りて私が社会人以降に”はまった”クラシック音楽を紹介します。

(1)JSバッハ(1685−1750) ゴールドベルク変奏曲BWV988
  バッハは、音楽が感情表現だけではなく、論理や形式に基づく構造物であると教えてくれた作曲家 です。チェンバロで演奏されるこの曲は、数字の「3」がキーワード。主題のアリアを30の変奏曲 に展開、しかも展開する曲は3の倍数で3曲1セット。厳格なフーガ(メロディの追いかけっこ)や 左右のメロディの受け渡しなど、厳密に書かれた楽譜から楽譜から現れる旋律に驚愕しました。
 ク音楽を紹介します。
★おすすめ演奏家:アンドラーシュ・シフ
(2)グスタフ マーラー(1860−1911) 交響曲第5番 嬰ハ短調
  マーラーは、私にとって全く新しい作曲家です。オーケストラから聴こえる響きが他の作曲家と全 く違う。第5番は、マーラー絶頂期に書かれ、悲劇的な楽章やウイーン風舞曲の3楽章、甘美な4楽 章など聴き所が満載の一曲です。 
おすすめ演奏家:サイモン・ラトル指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(3)モーリス・ラベル(1875−1937) 夜のガスパール
  ラヴェルの楽曲中、一線を画す”謎”のピアノ曲。不気味で幻想的な旋律や急速に変化する弱点、 テンポが特徴で、世にあるピアノ曲の中でも最高難度の曲です。ユーゴスラビア出身の若きポゴレリ チの演奏映像を見たときは衝撃を受けました。
おすすめ演奏家:イーヴオ・ボコレリチ
 春の季節、皆さまも時にはクラシック音楽に耳を傾けてはいかがでしょうか。
 余談ですが、私が所属する清水フィルハーモ二―管弦楽団(静岡市清水区)が6月19日(日)に定 期演奏会を開催します。興味ある方は、ぜひ会場に足をお運びください。
 (http://www.shimizu-phll.com/)!!!