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  「人生とは学びの連続」

                                1990年卒 五嶌
 信広

 職場の リレー随想145番目のランナーとして職場の後輩の伊藤さんからご紹介いただきました五嶌と申します。卒業は平成2年3月ですので、早くも約25年、四半世紀という時間の経過に改めて驚きました。
 高経大の4年間はサークル、ゼミ、アルバイトに励み、私の人間形成に大きく寄与したといっても過言ではありません。特に3年生時にはアルバイトに明け暮れ、勉学にはあまり熱心ではありませんでしたので、試験前の交友関係の広さ(?)と試験前夜のファミリーレストランでの集中力で何とか乗り切りました。今思い返してもあの頃の自分自身に感心します(笑)。サークルやゼミで苦楽を共にした仲間との時間は、私にとってかけがえのないもので、今でもお付き合いが続いています。
 さて次に、最近の趣味というかマイブームについてお話しします。普通な感じですが私は旅行に行くことが好きで、ある意味使命感のようなものがあり、50歳までには全国47都道府県をすべて訪れたいと考えており、残すところあと4県となっています。その地方の名物や郷土料理を食べ、おいちぃお酒を飲むことが一番の目的で、いわゆる食べ歩きです。最近は、これが講じて料理に興味を持ち、ひと通りのことはできるのですが、手の込んだ料理が作れるよう日々勉強中です。また、日本は歴史のある国ですので、その地方の風土や歴史に触れるのも旅行の楽しみの一つで、歴史そのものにもさらに深い興味が湧いているところです。興味があるものを学んでいると改めて、何事も机に向かうだけが勉強ではなく、幾つになっても何処にいても、毎日が勉強だなあと感じるついこの頃です。
 最後になりますが、勉強していた経済学については、現在の仕事の中で役に立っているとは言い難いものがありますが、学生時代に仲間たちと過ごした時間や様々な経験、これは私にとって本当に財産です。それがあるからこそ今の自分があるし、これからの人生においても大切にしていきたいものであります。
 今後の高経大の益々の飛躍を祈念し、次のランナー、同級生の武藤くんにバトンを渡します。