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【ターニングポイント】
                                2005年3月卒業 岩下 将人

 心友、前田竜徳氏よりバトンを受け取りました 岩下 将人 と申します。

 大学を卒業し、高崎の地を離れはしましたが、素晴らしい思い出と経験を与えてくれた第二の故郷、群馬(第一は実家のある熊本です)への愛着は全く衰えることはありません。

 さて、せっかく戴いたこの様な素敵な場、何か格好を付けて書くよりは、「随想」の意そのままに、折に触れて思う事を述べさせていただこうと思いますので最後までお付き合い下さい。

 現在、私は東京でインテリアデザイン事務所に勤めており飲食店舗の設計、内装デザインの仕事を行っております、経済学部出身のデザイナーは業界内では異色で舐められることもありますが店舗経営、運営等もデザインの要素に非常に絡んでくる要素ですので、逆にそれらを自分の強みとして活かしております。

 この仕事は日中夜、労働時間、世間一般の祝祭日等は全く関係ありません。クライアント(お客様)が期待している(時には良い方向に期待を超えるようなものも)、求めている、デザインが期限までに出来ているか否かだけが求められます。この仕事で遭遇する精神的、肉体的苦痛に成り得る要素を含んだ出来事も、学生時代にアメリカンフットボール部で培われた根性で全く苦にするどころか、日ごとに膨らむプラス思考のスパイラルに心身常に躍動している毎日です。

 2008年新年早々、様々な人達のおかげで英国LONDONに旅をする機会に恵まれました。異国の地で経験する時間、初めて自分の目で見るもの、実際に触れるものに因って、感性の源が電気ショックを喰らい続けたかのように刺激され「視野が広がる」という経験を初めて実感することができました。
それと共に、「日本」という国を客観的に見る事が出来ました。 
 しかしながら、新しいことに刺激を受けるという事実は、たった四半世紀しか生きていない私でも「社会」、「身の回りの出来事」に対して馴れ始めているという警鐘でもありました。 25歳・・・今、私は将来飛躍する為のターニングポイントに立っているのだと自覚し、・・・・ひしひしと良い緊張を感じています。 時を同じくして、様々な問題が取り沙汰されている「日本」もまた、戦後の奇跡的な復活、飛躍を遂げ新たな「変革期」にさしかかっていると思います。   私たちの様なエネルギーに溢れた若者がそれらに全身全霊で取り組み、自分の人格を高め、日本を、世界を、地球を、文明と文化がバランスよく存在する素敵なものにすべく動くことが求められている時ではないでしょうか。 最後に、自己への叱咤、励みに、そして年代を越えた仲間へのプラスのメッセージとして、私の好きな言葉をご紹介させていただきます。
 「変化、失敗を恐れずに挑戦し続けよう」
 「外圧に萎縮することなく、正しい王道を歩もう」
 「ストイックな日本社会で管理されることに馴れるな、自ら心に余裕を生み出し、他人を敬う心を忘れずにいよう」
 「日々是精進、面白き事も無き世を面白くしよう」
 「信念は必ず力となり、現実となる 何かを成し遂げたい情熱、それをやり遂げる行動力、忍耐力、そしてかけがえの無い仲間があれば私たちは何でも実現できる」
 いつか皆さんで酒を飲みながらお互いの成功を語り合いましょう。 この場をお借りしてこの様な機会を与えてくださった人達全てに感謝を申し上げます。
 大切なこのバトン、アメリカンフットボールで喜怒哀楽を共にした素晴らしい仲間に託したいと思います、彼の名は 阪本 芳朋 とても良い奴ですので彼の随想を乞うご期待あれ!!