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【秋】

2005年卒 真田恵

  木村健司君からバトンを受け取りました真田恵と申します。月日が経つのは早いもので、私にとっては社会人1年目の今年度ももう折り返しの10月となりました。降り注ぐ柔らかい日の光やたなびく雲、肌をかすめる爽やかな風、大地を彩る木の葉や草花、耳に心地良く響く虫の音など、すっかり秋を感じさせてくれる季節ですね。皆様はどのように秋を満喫されていますか?
 私はもうすぐ試験があるため、勉学の秋といったところでしょうか。なんて、本当は食欲の秋!いや、食欲は一年中…。実は、まだまだ日々新しいことの連続で、もうそれだけでいっぱい、いっぱい。残念ながら秋を楽しめる余裕もないのが現状かもしれません…。
 ですが、本来、私が一番好きな秋はスポーツの秋。大学の時は、バレーや野球サークルに所属していました。バレーは友人が大学に入ってから新しく作ったサークルでしたが、高校時代バレー部だったこともあって、かなり張り切ってやっていた気がします。野球は、木村君の紹介にもありましたが、軟式野球サークルのマネージャーをしていました。観戦もスポーツ!時には選手以上に熱入って応援していました。それに、よく練習にまぜてもらってはやんちゃしてたなと思います。もちろん手加減はしてもらっていましたが。こんな話を聞くとかなり遊び気分の軽いサークルかと思われてしまいそうですが、高崎のとある大会で、CからB、BからAへと昇格、優勝もしたほど熱く、野球大好き少年(!?)の集うチームでした。夏の熱狂覚め遣らぬまま、秋も野球三昧。真剣に、でも遊び心も織り交ぜて生き生きと野球を楽しんでいました。その中で一緒に過ごせたということは、大学生活の中で大変価値のある贅沢な時間だったと思っています。
 生意気ながら、ふと新しい環境に、仕事に疲れが溜まることもあり、そんな時は迷わず同じ時を共有した仲間に連絡をしたり、今も野球を純粋に楽しんでいる後輩達の様子を見聞きしたりすることが私の新しい活力へと繋がっています。そういうものに出会えたことの喜びを改めて実感し、思いに更ける秋の夜長でした…。 さて、次は常夏のような熱い、熱い人物、山浦ゼミで同期の新井政和君にバトンを託します。